トルコビジネスレポート

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Anfas 食品・飲料フェア(2013年3月1日)

 

今年で20回目を迎える「Anfas 食品・飲料フェア」が2月20日(水)- 23日(土)の4日間、トルコ・アンタルヤで開催された。日本の食品関連企業の皆さんと参加した。前回は出展社数400社、38か国より45,482名の来場者数。今回はまだ公式発表がないが、ほぼ同年並みと思われる。 アンタルヤは地中海に面し、岩の多い岬と静かな入り江が複雑な海岸線を作り出している。メリハリのある素晴らしい景観とはこうことを指すのであろう。ホテルの窓から取った写真を最初に紹介したい。パラグライダーで空の遊歩を楽しんでいいる人たちを多く見かける。人口は確か80万人前後と聞いた。

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政府観光局の案内文によると「年間300日も太陽の恵みを受けるこの地方は、日光浴や水泳、ウィンドサーフィン、水上スキー、セーリング、登山、洞窟探検などのスポーツのパラダイスです。3月か4月にアンタルヤを訪れると、午前中はスキーを、午後は温かな地中海で水泳が楽しめます。松林、オリーブや柑橘類の果樹園、椰子の木、アボカドやバナナのプランテーションが広がる景観の中に点在する重要な史跡を、目にすることができるでしょう。」納得である。 筆者は必ず宿泊先ホテルでは、早朝、1時間以上かけて周辺を歩き回る性癖がある。その街の生活感、息吹、活力、清潔感、危険度などなど、皮膚感覚で知ってみたいという理由からである。アンタルヤほど、次回は仕事ではなくゆっくりと過ごしてみたいと思ったところは少ない。上記写真の岸壁の手前側にお茶が飲めるレストランがあって、そこからの眺めは最高であった。しかも、お茶代が2リラ弱で100円もしなかったと思う。 さて、本題の展示会に戻ろう。比較的小振りの展示会で、最初に出向きたい先を絞っておけば1日あれば十分商談をしつつ見て回れる規模である。1階が食品、下の階が飲料関連の展示スペースとなっていた。

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以下、日本の食品企業の皆さんとの一問一答である。

Q:トルコの食品・飲料品の品質や特徴、値段について。

  • 農産物の資源が豊富、またそれを加工した商材も多い。ヨーロッパへの 輸出も盛んで品質管理面もしっかりした企業も多いように思われた。 価格面でも現在のところ商品によっては比較的安価と感じた。
  • 会社によってパッケージの質やデザインのクオリティの高さにばらつき がある
  • 品質面では日本のニーズに適合するものが多く存在するが、価格の合うものが少ない。

Q:現在のトルコとのビジネス、今後のトルコとの計画について。

  • 是非、トルコの食品をお客様に紹介したい。現在はオリーブオイルを輸入しているが、ドライフルーツや土産物、原材料等、新しいものも見つけたい。
  • Euro€、US$のどちらでも対応可という柔軟なメーカーが多くメリットだと思う。ヨーロッパとアジアの良いところをそれぞれうまく活用しているので、価格さえ安定すれば社内での新規開発数、入港数量は増加するであろう。クレーム等、問題が発生した際もほとんどのメーカーの対応が良い。結果としてうまく仕上がらない時でも前向きに取り組む姿勢が強く見られるため、日本側から正しい指導をすることによって企業レベルも上がっていくであろうと期待する。
  • 現在取引中のトルコメーカーは日本側の事情(品質に厳しく、クレームも多い)に理解がある。どのメーカーも日本との取引を前向きに取り組む姿勢が感じられるので、互いの考えを擦り合わせ指導を行えば、取引メリットのあるメーカーを開拓する余地はまだまだあると思う。
  • ピクルス、100%有機ストレートジュースの取引あり。

日本からの参加企業はまだまだ少ないが、これまで見かけることのなかった商品とも出会え、発見の多い展示会で商談に繋がる確率の高い展示会との高い評価が聞けた。来年も是非参加したいという声が圧倒的であった。

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